飯島直子が茅ヶ崎市で居酒屋めぐり 出会ったばかりの人とも楽しくトークできる“質問力”のキモ<飯島直子の今夜一杯いっちゃう?>

AI要約

BSフジの人気番組「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」が茅ヶ崎を訪れる回を紹介。茅ヶ崎の魅力やお店の雰囲気、飯島が地元の人や常連客と楽しい時間を過ごす様子を伝える。

飯島はビーチでリラックスし、お店では新鮮な海の幸を味わいながら地元の人や客と親しくなる。茅ヶ崎の雰囲気や人々との交流を楽しむ様子が描かれる。

番組の魅力は飯島のコミュニケーション力と笑顔にあり、他の客や常連客との会話や交流を通じて楽しい時間を共有する姿が印象的。

飯島直子が茅ヶ崎市で居酒屋めぐり 出会ったばかりの人とも楽しくトークできる“質問力”のキモ<飯島直子の今夜一杯いっちゃう?>

7月18日(木)に放送された「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)は、夏にぴったりな海の街・茅ヶ崎へ。同番組は飯島直子が地元の人に愛されるお店を飲み歩き、お店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組。今回は飯島ソロ回で、「日本じゃないみたい」と茅ケ崎のにぎやかな雰囲気を楽しんだ。

■“海と音楽の街”に似合う、クラシカルな雰囲気の居酒屋

今回の舞台は神奈川県茅ヶ崎市。湘南を代表する“海と音楽の街”とも呼ばれ、活気にあふれた街として有名だ。茅ケ崎に縁のある有名な人物としては、"永遠の若大将"こと加山雄三。30代半ばまでを茅ケ崎で暮らし、海をテーマにした曲を多く作っていることで知られている。市街から海岸へ続く道に「雄三通り」という名がつけられているところを見ると、非常に愛されていることが伝わってきた。

そのほかにもサザンオールスターズの桑田佳祐も茅ヶ崎出身であり、「茅ヶ崎海水浴場」も1999年に「サザンビーチちがさき」に名称変更。茅ヶ崎駅南口からサザンビーチまでの通りはサザン通りと名付けられるなど、深く縁が結ばれている。

そんなサザンビーチを訪れた飯島は、早くもビーチで日焼けなどをしながら過ごしている人達を眺めて海を満喫。サザンビーチに設置されている「茅ヶ崎サザンC」のモニュメントで記念撮影をしながら、1軒目のお店へ向かい始める。

茅ヶ崎の街並みを楽しみつつ、スナックなどが並ぶ路地を歩き回る飯島。「いい感じの都会さと田舎っぽさもちょとあったりなんかして…そこのバランスがいい感じ」と語りながら、自由に歩いているうちに目的地に到着。ビール瓶のケースを机や椅子にして置いているお店「笑男酒場 寅寅」の雰囲気を、さっそく気に入ったようだ。

午後4時ごろと早い時間ではあるものの、店内にはすでに他のお客さんの姿も。とりあえずの生ビールと店のおすすめメニューから「ポルチーニ大根」を注文する飯島。ほかに「山形出汁やっこのシラスのせ」といった変わり種メニューも頼みながら、15年間地元の人に愛され続けている居酒屋「寅寅」で、茅ヶ崎の海の幸を満喫する。

■絵本専門店のバーで、本に囲まれながらお酒を満喫する飯島

「日本じゃないみたい…雰囲気。沖縄みたい…あ、沖縄は日本か」と素早い1人ボケツッコミもこなしつつ、いつもどおり常連のお客と仲良くなっていく飯島。興味を引かれるメニューの数々に目移りして、「それはしらすピザですか?」とお客さんに話しかけたところ「いりますか?」と譲ってもらったり。常連客と「美容師さん!?」「大ファンなんで」などとゆるやかなトークで距離を縮めつつ、楽しいお酒を楽しんでいく。

常連さんとたっぷり絡み、和やかな時間を過ごした飯島。続いて2軒目に足を伸ばす道中で街を散策することに。路地裏に並ぶ店へ興味を向けながら、「知っていなければ来られない」雰囲気を持つ細い路地に店を構える店や、店頭にスーパーボールを流している店に「日本じゃないみたい」と興奮していた。

2軒目に入ったのは、「和マルシェ蒸気屋」。茅ヶ崎駅から徒歩1分とほど近い立地で、通りに面しているテラス席を構えた店だ。解放的な店内では客同士の距離が近いほか、カウンターにはその日に獲れたばかりの新鮮な海の幸が並んでいる。店長のこだわり料理が「ストウブ」と呼ばれる保温性が高い鍋で提供されていたり、“どすこいジョッキ”という飯島の顔より大きなジョッキで酒類が提供されるなど、目玉メニューの多さに驚かされる。

どすこいジョッキは容量なんと1リットル。飯島は横の席で楽しんでいるお客さんが飲んでいる姿を見て、目を丸くする。「茅ヶ崎、これがマストです!」と冗談を言う店員に笑いながら、「これはすごいよ~」と驚いていた。

隣の席は四人の男女で、うち1人から彼氏との恋愛話を聞いて盛り上がる飯島。相手の話に耳を傾け、ノリノリで話を引き出す手腕はさすがのひと言だ。「いまが幸せならいいよネ!」「恋って、恋の始まりが一番楽しいよね!」と積極的に話しかけ、気さくにトークを交わす。

「やっぱドキドキしました?」というお客さんからの逆質問には、「あたしだってするよ!まだ!」と鋭くツッコミ。そうして笑っていたところ、注文していたレモンサワーがどすこいジョッキで届くという店員さんからのサプライズが。話していた隣の席から拍手が巻き起こり、改めて「どすこーい!」と乾杯する。

さらに注文していたしらすパスタが届くと、驚くほどのトッピングが。飯島が「ありがと!」と止めるまでパスタの上に盛られ続けたしらすは、もはや小山。パスタがかろうじて見えるレベルの盛り方に、飯島は笑って拍手していた。

■そですり合う人がみんなゲストに

ゲストを呼んで旧交を温める回はもちろんだが、今回のように1人で飲み屋街を飲み歩くのも楽しい同番組。そのキモは、なんといっても飯島のコミュニケーション能力にある。

たまたま隣に座っている客や、背中を向けて飲んでいるカウンター席の客にも声をかける飯島。いわゆるテレビ慣れしていない素人に話しかけてもきちんと面白いトークにまとめられるのは、飯島の経験に基づいた“質問力”と朗らかな雰囲気によるものだろう。

お酒の基本は“楽しく”“あとくされなく”。相手の地雷を踏まず、聞いてほしいところを敏感に察知する飯島だからこそ成立する番組といえるかもしれない。「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」7月18日の放送は、「TVer」または「FOD」で見逃し配信を視聴できる。