パリ五輪に向けてフランス政府が警察官に〝ガム禁止令〟「行儀の悪い人はニュースになる」

AI要約

フランスのダルマナン内務大臣がパリ五輪の警備担当警察官に対して、職務中のガム禁止を求めた。

内相はフランスのイメージを保つように要請し、礼儀正しい態度で対応するよう呼びかけた。

ダルマナン氏は警備中にはガムをかまず、携帯電話を見ないようにし、冷静かつ行儀良く振る舞うよう警告した。

パリ五輪に向けてフランス政府が警察官に〝ガム禁止令〟「行儀の悪い人はニュースになる」

 パリ五輪の開幕(26日)を控えるフランスのジェラルド・ダルマナン内務大臣(41)が大会の警備を担当する警察官らに職務中の「ガム禁止」を求めた。

 ダルマナン内相は17日、五輪を前にパリ警察本部の職員に向けて「フランスのイメージ」を保つように求めた。フランスメディア「20minutes」によると、内務大臣は「遠慮せずに礼儀正しく、笑顔で対応しましょう。私たちは全世界から注目されているのです」と注意喚起し「堅くて安心感があるイメージもありますが、歓迎です」と要請したという。

 さらにダルマナン氏は「チューインガムはないです。私たちは人々を歓迎するのですから。私たちはガムをかまず、携帯電話も見ず、人々にあいさつし、どんな状況でも冷静さを保ちます。行儀の悪い人が一人か二人いるだけでニュースの見出しになるでしょう」と語ったという。

 同メディアによると、パリ五輪の大会警備には平均約3万5000人の警察官と憲兵、約1万8000人の兵士が毎日動員されるという。