Rマドリード所属の20歳中井卓大 スペイン3部アモレビエタへの1年間の期限付き移籍が決定

AI要約

スペイン3部アモレビエタが18日、レアル・マドリード所属の中井卓大(20)を今季1年間の期限付き移籍で獲得した。

中井は14年夏にRマドリードの下部組織に加入し、順調にステップアップしてきたが、過去の期限付き移籍ではチーム状況に苦しんでいた。

新天地のアモレビエタはバスク州にあるクラブで、中井はスペイン3部リーグでの挑戦を通じて成長を目指すことになる。

Rマドリード所属の20歳中井卓大 スペイン3部アモレビエタへの1年間の期限付き移籍が決定

 スペイン3部アモレビエタが18日、レアル・マドリード所属の中井卓大(20)を今季1年間の期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 中井は14年夏にRマドリードの下部組織に加入した。それ以降、順調にステップアップしていった。22-23年シーズンに3部リーグを戦うBチームのカスティージャに所属するも、ラウール監督にほとんどチャンスを与えられず、わずか2試合の途中出場に留まっていた。

 昨季1年間、同じ3部のラヨ・マハダオンダに期限付き移籍。18試合(先発5試合)に出場したが、チームは最下位に終わっていた。

 新天地のアモレビエタはバスク州アモレビエタ=エチャノを本拠地とするクラブ。日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダードが拠点する街サン・セバスティアンから、80キロほど離れたところに位置している。

 1925年創設で、来年1月に100周年を迎える。昨季2部リーグを戦ったが、19位でシーズンを終え、3部降格の憂き目に遭っていた。

 中井は気分一新し、スペイン北部を拠点に今季1年間、スペイン3部リーグに再び挑むことになる。(高橋智行通信員)