佐野海舟容疑者の逮捕にJFA・宮本恒靖会長「非常に残念」「代表選手に対して再度、教育必要」

AI要約

サッカー日本代表出身の佐野海舟容疑者が性的暴行容疑で逮捕され、日本サッカー協会の宮本恒靖会長が声明を出す。

理事会では選手教育の必要性が指摘され、パートナー企業からも懸念の声が寄せられている。

佐野容疑者は事件後に逮捕され、昨年からプレーしていたクラブを離れてドイツのクラブに移籍する予定だった。

佐野海舟容疑者の逮捕にJFA・宮本恒靖会長「非常に残念」「代表選手に対して再度、教育必要」

 女性に性的暴行をしたとして、サッカー日本代表の経験がある佐野海舟容疑者(23)=マインツ=が不同意性交容疑で逮捕されたことを受け、日本サッカー協会の宮本恒靖会長(47)は18日の理事会の冒頭で言及。「詳しいことは分からないけれども、サッカー界に身を置く人間として非常に残念に思う。サッカー協会、サッカー界はすべての人にリスペクトを持って接する。代表選手に対して、再度、教育をしていく必要があると考えている」と話したという。

 一方、理事からは「今後、選手教育をしっかり検討していく必要があるのではないか」と意見が出た。また、日本協会によると、パートナー企業から「心配の声をいくつかいただいている」という。

 佐野容疑者は知人の男2人と今月14日午前4時すぎ、東京都文京区のホテルで30歳代の女性に性的暴行を加えた疑い。女性が事件直後に110番通報し、駆け付けた警察官が身柄を確保し、同日夜に逮捕された。 

 佐野容疑者は昨年からJ1鹿島でプレーし、同11月のW杯アジア2次予選・ミャンマー戦で日本代表デビュー。今月4日に鹿島からドイツ1部のマインツへ完全移籍することが発表されたばかりだった。