頼もしいロッテとの相性 リーグ最多9勝目のソフトバンク有原航平、日本ハム時代からの連勝伸ばす「またしっかり勝てるように」

AI要約

ソフトバンクの有原航平投手が、7回1失点の好投で9勝目を挙げ、ロッテに勝利した。

有原は正確な制球力を発揮し、内角を攻める投球で8奪三振を記録した。

有原はロッテ戦で10連勝を達成し、次も勝利を目指している。

頼もしいロッテとの相性 リーグ最多9勝目のソフトバンク有原航平、日本ハム時代からの連勝伸ばす「またしっかり勝てるように」

 ◆ソフトバンク4-1ロッテ(16日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクの有原航平投手(31)が、7回1失点の好投でリーグトップを独走する9勝目を上げた。「僕自身、前半戦は最後の登板になるので、良い形で終わりたいと思っていたので今日は勝ててよかった」と振り返った。

 正確な制球力がさえ渡った。「試合前からインコースのツーシームをしっかり投げていきたいとキャッチャーと話していた」。果敢に打者の内側を攻め、8奪三振のうち、4つはコースギリギリの見逃し。7回に2死から連打で1点を失ったが、続く代打・角中勝也を空振り三振に封じ、追加点は与えなかった。

 この3連戦は2位ロッテとの直接対決という大事なカード。初戦は逆転負けで落とし、3連敗中という中の登板だった。「大事な1日というのは感じていたので、その中で結果出せたのでよかった」と笑顔だった。

 これでロッテ戦は2019年の日本ハム時代から10連勝。それに関しては「特に気にしていない」としつつ、「大事な試合は後半戦もあると思うので、その時にまたしっかり勝てるように頑張りたい」と次を見据えた。