ロッテ、首位ソフトバンクに逆転勝ちで6差に接近 吉井監督「明日が大事」

AI要約

ロッテは西野の好投と打線の力で7点を奪い、首位ソフトバンクに逆転勝利を収めた。

佐藤、中村奨、高部らが連続ヒットで無死満塁を作り、田村の押し出し四球で同点。その後も得点を重ねて大勝した。

吉井監督は選手の集中力を称賛し、次戦にも同様の力を発揮することを期待している。

ロッテ、首位ソフトバンクに逆転勝ちで6差に接近 吉井監督「明日が大事」

 ◇パ・リーグ ロッテ8-5ソフトバンク(2024年7月15日 みずほペイペイドーム)

 ロッテは先発の西野が7回3失点と粘投。打線は0―2の6回に2死一塁から石川慎の左翼フェンス直撃の適時二塁打で1点差に迫ると、7回に打者10人の攻撃で一挙7点を奪って首位ソフトバンクに逆転勝ち。2日には12・5ゲームあった差を6まで縮めた。

 7回は佐藤の右中間二塁打を皮切りに、中村奨の四球、高部の右前打で無死満塁とし、田村が押し出し四球を選んで同点。1死後に岡、小川も2者連続で押し出し四球で2点を勝ち越し、藤原の右犠飛、ソトの左越え3ランでダメを押した。

 3連戦の初戦で高い集中力を発揮しての逆転勝利。吉井監督は「高部がうまくつないでくれたのでビッグイニングになった。佐藤がツーベース打って、(中村)奨吾の四球も大きかった」と振り返り、「明日が大事になるかなと思うので、明日もしっかりみんなでやっていきたい」と表情を引き締めた。