「何があろうとバロンドール」ワトキンスが同僚ベリンガムを激推し! 英代表とマドリーの共通点も説明。一体何が同じ?【EURO】

AI要約

ワトキンスはチームメイトのベリンガムについて、彼の成熟したプレースタイルと自信に満ちた姿勢を称賛し、バロンドール受賞を支持する考えを示した。

ワトキンスはイングランド代表とマドリーを比較し、両チームが必要な時に勝ち切る能力に共通点を見出している。

イングランド代表の欧州制覇が実現すれば、ベリンガムのバロンドール受賞に一層期待が高まるだろう。

「何があろうとバロンドール」ワトキンスが同僚ベリンガムを激推し! 英代表とマドリーの共通点も説明。一体何が同じ?【EURO】

 イングランド代表のオリー・ワトキンス(アストン・ビラ)が、現地時間7月14日にベルリンで行なわれるEURO2024決勝、スペイン戦を前に会見に出席。チームメイトのジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)について語った。英メディア『90min』が伝えている。

 地元バーミンガムでプロキャリアをスタートさせたベリンガムは、ドルトムントを経て昨夏にマドリーに加入。すると1年目から、ラ・リーガ3位タイの19ゴールを奪ったほか、史上最多を更新する15度目のチャンピオンズリーグ制覇にも大きく貢献した。

 今大会でも10番を背負い、主軸として活躍。スロバキアとのラウンド16では、90+5分に豪快なオーバーヘッドで値千金の同点弾を叩き込んだ。

 オランダとの準決勝で決勝点をマークしたワトキンスは、「何があろうと、ジュードがバロンドールを受賞するべきだ」と主張。現在21歳で7つ下の後輩を、個人賞最高の名誉に猛プッシュした。

「彼のプレーは、とても成熟していて、自信とオーラがある。正直言って、これ以上高く評価できない。バーミンガム時代の彼と対戦したけど、その時のプレーぶりを見ても、ベテランと思うほどだ。彼の活躍に驚きはないよ」

 ワトキンスはまた、自分たちイングランド代表と、ベリンガムを擁するマドリーを比較。必ずしもベストの状態ではないにもかかわらず、最終的にはきっちりと勝ち切る点に共通点を見出している。

「クラブのフットボールに関連付けるなら、チャンピオンズリーグの試合でレアルのような選手は、ボールを持っていない時も落ち着いていて、『ボールを持てば得点できる』という自信を持っているだろ。ここでも同じだと思う。ワンチャンスさえあれば勝てる。たとえ上手くプレーができなくても、選手がオフの状態であっても、我々にはワールドクラスの才能がある。不意にゴールを奪えるんだ」

 個で問題を解決できるタレントを揃えるフットボールの母国は、ついに欧州制覇を果たせるか。悲願成就となれば、ベリンガムのバロンドール受賞はグッと近付くはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部