【中日2軍】中田翔、2軍合流後初安打となる二塁打 森野コーチとの試行錯誤のバット振り込みから復活ののろし

AI要約

中日・中田翔内野手が2軍合流後初安打となる二塁打を放つ。

中田の活躍とチームの試行錯誤について。

復活の兆しと期待について。

【中日2軍】中田翔、2軍合流後初安打となる二塁打 森野コーチとの試行錯誤のバット振り込みから復活ののろし

◇15日 ウエスタン・リーグ 中日2―2くふうハヤテ(ナゴヤ)=降雨コールド

 中日・中田翔内野手(35)が「5番・指名打者」でスタメン出場し、2軍合流後初安打となる二塁打を放った。

 中田のバットが快音を奏でた。0―1の2回1死。2ストライクと追い込まれた後、真ん中付近の速球を振り抜いた。痛烈な打球が左翼線を襲い、悠々二塁に到達。2軍合流後計4試合、8打席目にして、初のHランプをともした。

 さらに加藤翔の四球と石垣の中前打で三塁へ。続く川上の三ゴロを三塁手・折下がグラブからこぼした後に三塁ベースを踏み、本塁へ送球。タッチプレーとなったが、中田のスライディングが上回り、同点のホームを踏んだ。

 試行錯誤が続く。13日のくふうハヤテ戦(ナゴヤ)は出場せず、試合中は森野2軍打撃コーチとともに隣接する屋内練習場へ。巨人時代のスイングである縦振りに代わる形を見つけるべく、バットを振り込んだ。森野コーチは「体の動きをどうしていくか。良かった頃の感覚には戻らないという中で選択肢が絞られてきて、進んでいる部分ではあります」と語った。

 2日後に上がった復活ののろし。井上2軍監督は「2軍とはいえ、結果が出たらそれが薬。形をつかんでほしい」と期待する。大砲の復調が待たれる。