パット決まらずストレス 渋野日向子は不満のラウンド「本当にガマンというか」

AI要約

渋野日向子はアムンディ・エビアン選手権の3日目にスコアを落とし、トータル2オーバー・60位タイに沈む。

パッティングやショットに苦しみながらも、一部で挽回を見せるものの、フラストレーションが溜まる1日となった。

復調してきた渋野日向子が最後の18ホールで上位進出を目指し、フランス戦を終えることを決意する。

パット決まらずストレス 渋野日向子は不満のラウンド「本当にガマンというか」

<アムンディ・エビアン選手権 3日目◇13日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

予選ラウンドは連日の「71」でスコアを伸ばしきれなかった渋野日向子。この日はスコアを落とす1日となってしまった。1イーグル・1バーディ・5ボギーの「72」。トータル2オーバー・60位タイまで沈み、表情も元気がない。

10番から出ると、いきなりピンチを迎えた。パー4の3打目が乗らず、手前のエッジから約6メートルが残った。苦しい展開ながら、これを決めてパーセーブ。勢いに乗ったかに見えたが、続く11番でいきなりボギーを喫してしまう。

14番パー3ではグリーン左に外すと寄らず入らずのボギー。15番パー5では3打目を1メートル強に寄せるも、これも決まらない。ホールアウト後には大会を中継するWOWOWのインタビューに答え、「本当にパッティングがぜんぜん良くなかったですし、ショットもあんまりいい感じではなかったので、本当にガマンといいますか」と苦しい言葉が口をついた。

それでも16番ではナイスパーセーブ、17番ではミドルパットを沈めて初バーディ。なんとか挽回をもくろむが、その後もパットがカップに沈まず、笑顔も少ない。「なかなかフラストレーションが溜まる1日ではあったんですけど、最後だけでも良かったです」とイーグル締めには頬も緩むが、心底喜べないのがホンネだ。

「全米女子オープン」の2位から一気に復調してきたが、今週は不満をあらわにする。残り18ホールで少しでも上位へ。フランス戦をこのまま終わらせるわけにはいかない。