渋野日向子ホールアウト時で7打差53位 パット苦戦も「ショットの感覚悪くない」エビアン選手権

AI要約

渋野日向子(25=サントリー)はイーブンパー71でラウンドし、53位につけた。グリーンでの苦戦もありつつも、復活の兆しを見せている。

古江彩佳(24=富士通)は6アンダーの65で日本勢トップの4位につけている。

渋野はショットの調子は良く、残り3日での巻き返しに期待が持てる状況。

渋野日向子ホールアウト時で7打差53位 パット苦戦も「ショットの感覚悪くない」エビアン選手権

<米女子ゴルフツアー:エビアン選手権>◇フランス・エビアン・リゾートGC(6527ヤード、パー71)

 渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、1ボギーのイーブンパー71で回り、ホールアウト時点で首位と7打差の53位につけた。

 「グリーン上がもったいない。ここのグリーンは少し読みにくい。苦手意識があった」

 紺のミニスカートのゴルフウエアで登場した渋野は開始から我慢のゴルフが続いた。1番から9番まではすべてパー。後半に入ってもパーをキープしていたが、13番パー4で、短いパーパットを外して、ついにボギーをたたいた。だが、6月の全米女子オープン2位から復活傾向にある渋野はここで失速しない。続く14番パー3で約3メートルのバーディーパットを沈めて、スコアをイーブンに戻した。15番からもパーをキープしてホールアウトした。

 バーディーパットはことごとく決まらなかったが、決して悲観するゴルフではない。パー3以外の13ホールでグリーンを外したのは2ホールだけ。フェアウエーキープ率は84・6%と依然ショットの調子はいい。「ショットの感覚は悪くない。しっかり攻めないと上位にはいけない。頑張りたい」。残り3日での巻き返しは十分期待できそうだ。

 古江彩佳(24=富士通)が6アンダーの65で回り、日本勢トップとなる首位と1打差の4位につけている。