【松戸競輪(ナイター)GⅡサマーナイトF】犬伏湧也が圧巻の2周半逃げ切り、小林泰正らを完封
犬伏湧也が豪快な逃げ切りでスタンドを沸かせ、小林泰正や志田龍星を巧みに抑えて勝利した。
地元記念を制したばかりの犬伏は、決勝進出を目指して意気込んでいる。
準決勝ではSS清水裕友と連係し、GⅡ初制覇への挑戦権を狙う。
<13日・松戸競輪・初日>
犬伏湧也が豪快な逃げ切りでスタンドを沸かせた。後ろ攻めから抑えて青板バック過ぎに先頭に立つと、続いて来た小林泰正を赤板で突っ張って「自分のスピードが合った感じがしたので、しっかり合わせた」と打鐘前に撃退。3番手に入っていた志田龍星の2角捲りにも動じることなく踏み続けて押し切った。
「志田君が来るのは意外だったが、合わせ切れて良かった。いいペースで行けた。松戸バンクは後手に回るとしんどいイメージもあった」と誰にも先頭を渡さないまま強さを見せつけた。今月、地元の小松島記念を初制覇したばかり。「地元記念を取った後が大事というのがあった」と中4日の開催にも気持ちは切れていない。準決は10Rで、SS清水裕友と連係。まずは決勝に進んで、GⅡ初制覇への挑戦権を手にする