インテル、S・インザーギ監督と2026年までの契約延長を発表「最大の課題は向上し続けること」新シーズンの意気込みを語る
インテルは、シモーネ・インザーギ監督と2026年6月までの契約延長を発表した。彼は選手たちの成長と団結力を称賛し、新シーズンに向けて意欲を示している。
新シーズンに向けて、インテルはピョートル・ジエリニスキやメフディ・タレミ、ジョゼップ・マルティネスなどの選手を獲得。監督はライバルチームの動きに警戒し、チャンピオンズリーグ進出を目指す意気込みを見せている。
選手やスタッフ一丸となり、2つ目のスクデット獲得を果たしたインテル。新シーズンでも団結力を大切にしながら、さらなる成功を目指す姿勢を示している。
セリエAのインテルは、シモーネ・インザーギ監督と2026年6月まで契約延長したことを発表した。同クラブの公式サイトが伝えている。
S・インザーギ監督は、現役引退後、ラツィオの下部組織で指導者として道を歩み始めると、2016年4月にトップチームの監督に就任。2021年夏までラツィオの指揮を執り、2021－22シーズンよりインテルの監督に就任し、これまでの3シーズンで、6つのタイトル獲得に貢献している。
契約延長を果たしたS・インザーギ監督は、クラブの公式サイトを通じて「最大の課題は向上し続けること」と語り、新シーズンに向けてさらなる意欲を示し、以下のように続けた。
「我々が成し遂げことを振り返ると、選手たちは素晴らしい活躍を見せた。今後もトレーニングから試合まで、全員が成長しなければならない。2つ目の星（セリエAで通算20回目の優勝）を獲得したことは、みんなのおかげであり、来シーズンも一つの組織としてあり続ける必要がある。この素晴らしい旅を繰り返したい」
今夏インテルはフリーエージェントで、ナポリからピョートル・ジエリニスキ、ポルトからメフディ・タレミを獲得。さらにジェノアからGKのジョゼップ・マルティネスを補強している。来季に向けてチームのアップデートを図るS・インザーギ監督は、新指揮官が誕生したライバルチームに警戒を示し、新シーズンの目標を語った。
「ライバルチームは補強をしており、アントニオ・コンテ（ナポリ）とパウロ・フォンセカ（ミラン）という2人の偉大な監督がセリエAに復帰したので、準備を整える必要がある」
「チャンピオンズリーグでもできるだけ勝ち進みたいと思っている。巨額の予算を持つチームもあるが、それは言い訳にならない。2年前に我々がどこまで勝ち進んだか見ればわかるだろう」
「私たちのこれまでの成功の秘訣は、素晴らしい団結力にある。不満を抱いている選手がいたとしても、彼らは決してそれを表に出さず、スクデット獲得という目標に向かって努力を続けてきた」
