【高校野球】今秋のドラフト候補、花咲徳栄の石塚裕惺(ゆうせい)が今夏初戦初打席での一発含む2安打3打点

AI要約

花咲徳栄が越谷東を14-1で下し、石塚裕惺が2本の安打を放ち3打点を挙げる活躍を見せた。

石塚裕惺が1号本塁打を含む4打数2安打3打点で4番の役割を果たし、チームをコールド勝利に導いた。

石塚裕惺は5年ぶり8度目の甲子園出場を目指し、強打者としてチームを引っ張っている。

【高校野球】今秋のドラフト候補、花咲徳栄の石塚裕惺(ゆうせい)が今夏初戦初打席での一発含む2安打3打点

◆第106回全国高校野球選手権埼玉大会 ▽2回戦 花咲徳栄14―1越谷東=5回コールド=(13日・大宮公園)

 今秋のドラフト候補で花咲徳栄の石塚裕惺(ゆうせい)内野手が越谷東戦に「4番・遊撃」で出場。2回先頭で迎えた今夏の初打席、カウント2―1から左翼席に今夏自身1号、高校通算26号の先制ソロを放つなど、4打数2安打3打点でコールド発進に貢献した。

 ネット裏ではカージナルス、ロッテ、阪神、西武など日米通算6球団のスカウトが見守る中、両チーム無得点、2回先頭で迎えた第1打席。カウント1―2から4球目を捉えた打球は、99メートルの左翼フェンスを越えて、無人の芝生席で弾んだ。「初回の攻撃が3者凡退で終わって、相手の選手がすごい勢いでベンチに帰って行くのをみてこのままズルズルいくのは危ないと感じていました。何とか流れを変える一打を打ちたいと思っていたところで、いい形で打てました。いい仕事ができたと思います」と4番の役割を果たして、声を弾ませた。

 5回1死二、三塁では左前に2点打を放って初戦は2安打、3打点。遊撃の守備も無難にこなした。「お客さんもたくさん入っていましたし、夏は独特の雰囲気があります。一戦必勝でやっていきます」と世代屈指の強打者は5年ぶり8度目の甲子園出場に向けて、花咲徳栄を引っ張る。