春4強の向上が初戦突破「0で抑えることを意識」先発大森逢沙斗が11奪三振の快投/神奈川

AI要約

高校野球神奈川大会で向上が初戦突破を果たす。

大森逢沙斗投手が7回無失点11奪三振の活躍。

主将の北野龍彦外野手が先制適時打を放ちチームの勝利に貢献。

春4強の向上が初戦突破「0で抑えることを意識」先発大森逢沙斗が11奪三振の快投/神奈川

<高校野球神奈川大会:向上2-0上溝南>◇11日◇サーティーフォー保土ケ谷球場

 今春の神奈川大会4強の向上が初戦突破を決めた。

 先発を務めた大森逢沙斗(あさと)投手(3年)は伸びのある直球と夏の大会へ向けて磨いてきたというカットボールで7回無失点11奪三振の快投。「とにかく0で抑えることを意識しました」と納得の投球だった。

 均衡を破ったのは6回、主将の北野龍彦(たつひこ)外野手(3年)だった。「次につなぐ意識で」と臨んだ6回2死二塁の場面で左前の先制適時打を放った。この日は3安打の活躍。「メンバー入りできなかった選手達の分まで戦います」。普段は109人の大所帯を率いる主将の思いは強い。初の甲子園に向け、勝負の夏が始まった。