新入幕目前の阿武剋は大奄美、嘉陽-伯桜鵬の注目対決も 名古屋場所初日十両取組

AI要約

新入幕目前の阿武剋を中心にした十両力士の初日取組が注目される。

新十両の嘉陽と生田目、そして十両復帰の藤青雲も目を引く一戦となる。

初日の十両取組は13番組まれ、注目の対戦が続く。

 日本相撲協会審判部は12日、ドルフィンズアリーナで取組編成会議を開き、同所で開催される大相撲名古屋場所(14日初日)の初日と2日目の取組を決めた。十両の初日の取組を見てみよう。

 新入幕が目前なのが、西十両筆頭の阿武剋(24=阿武松)だ。幕下15枚目格付け出しデビューから、所要3場所で先場所は新十両だったが、13勝2敗の好成績を収め、番付を11枚も上げた。初日は大奄美(31=追手風)と対戦する。

 新十両は2人。嘉陽(24=中村)は伯桜鵬(20=伊勢ケ浜)との注目対決でスタートを切る。生田目(22=二子山)は、先場所幕下優勝で十両復帰の藤青雲(26=藤島)と対戦する。幕内復帰を目指す西十両8枚目の妙義龍(37=境川)は、白熊(25=二所ノ関)との一回り年の離れた“日体大先輩後輩対決”に臨む。

 十両の休場者は西十両2枚目の尊富士(25=伊勢ケ浜)だけで、初日は13番が組まれた。

 初日の十両取組は以下の通り (左が東)。

 藤青雲 -生田目

 伯桜鵬 -嘉  陽

 対馬洋 -碧  山

 栃大海 -白鷹山

 獅  司-島津海

 英乃海 -千代栄

 白  熊-妙義龍

 友  風-紫  雷

 志摩ノ海-玉正鳳

 東白龍 -剣  翔

 大翔鵬 -朝紅龍

 北の若 -水戸龍

 大奄美 -阿武剋