春場所で新入幕優勝の尊富士、夏場所に続き名古屋場所も休場 全休なら幕下転落の可能性、途中出場を模索か【大相撲】

AI要約

初日から休場する十両力士尊富士について

尊富士は十両から出直しの今場所で途中出場を目指す

尊富士が幕内優勝経験者で史上最速で十両に転落したことについて

春場所で新入幕優勝の尊富士、夏場所に続き名古屋場所も休場 全休なら幕下転落の可能性、途中出場を模索か【大相撲】

 日本相撲協会は12日、大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ、中日新聞社共催)の取組編成会議を同所で開き、初日と2日目の取組を決めた。春場所で新入幕優勝を果たすも、同場所終盤で右足首を痛めた影響で夏場所を全休した十両尊富士(25)=伊勢ケ浜=は、初日から休場する。

 十両から出直しの今場所は東十両2枚目。全休の場合は幕下に落ちる可能性があるため、途中出場を目指すとみられる。

 当初は名古屋入り前に、相撲を取る稽古の再開を目指していたが、今週に入ってようやく解禁。調整が遅れていた。幕内優勝経験者の十両転落は史上19人目で、優勝場所から1場所で幕内の座を失うのは史上最速。記録について「気にしてもしょうがない。これからしっかり前向きにやっていく」と言及していた。