照ノ富士が名古屋場所出場へ 伊勢ケ浜親方「最後まで取って優勝を目指してほしい」

AI要約

横綱照ノ富士が名古屋場所への出場を決定し、師匠も明言した。

照ノ富士は状態が普通としながらも、出場に前向きな姿勢を見せている。

古傷の影響で調整が難航してきたが、伊勢ケ浜親方は10度目の優勝を期待している。

照ノ富士が名古屋場所出場へ 伊勢ケ浜親方「最後まで取って優勝を目指してほしい」

大相撲名古屋場所だより(14日初日、ドルフィンズアリーナ)横綱照ノ富士(32)の名古屋場所出場が11日、決まった。名古屋市内の伊勢ケ浜部屋での稽古後、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が「出ますよ。それに向けて調整してきたので」と明言した。

この日は幕内宝富士と計9番取り、力強い相撲で8勝1敗と圧倒。横綱は明言しなかったが、「(状態は)普通。(初日を)やってみないと分からない」と出場に前向きな姿勢を示した。

今年は1月の初場所で優勝した後、3月の春場所、5月の夏場所と2場所連続で途中休場。古傷の両膝や腰、さらに脇腹なども痛め、慎重な調整が続いていた。

同親方は「本人が『やる』と言っている。ちゃんと最後まで取って優勝を目指してほしい」と通算10度目の優勝へ、奮起を期待した。(月僧正弥)