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司会のマネジャー「心から伝わるアナウンスを」 栃木大会12日開幕
全国高校野球選手権栃木大会が開幕。60校56チームが参加し、開会式では生徒が司会進行や音楽を担当。
選手名の訂正やマリーゴールドの花を運ぶ生徒たちの活動も行われ、各校の準備が進む。
開会式を前に、生徒たちは緊張しながらも責任を果たす意気込みを語り、大会に向けた期待が高まっている。
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第106回全国高校野球選手権栃木大会(県高野連、朝日新聞社主催)が12日、開幕する。連合3チームを含めて60校56チームが出場。開会式は午前9時から、宇都宮市のエイジェックスタジアムで開かれる。
開幕試合は高根沢と小山南の顔合わせ。試合日程が順調に進めば、決勝は28日に同球場で行われる。
開幕前日の11日は、開会式の準備などがあり、司会進行を担う生徒たちがアナウンスの練習をした。国歌や大会歌の独唱を担当する音楽部やミュージカル部の生徒も、会場の立ち位置などを確認していた。
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県高野連は11日、栃木の登録選手名を訂正し、発表した。訂正は次の通り。
井出悠貴→井手悠貴(高橋淳)
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開会式で司会を務めるのは、野球部マネジャーの生徒3人。上三川の黒崎菜々心(ななみ)さんと宇都宮清陵の浜口栞(しおり)さん、さくら清修の佐々みちるさん(いずれも3年)だ。11日のリハーサルでは、原稿を手にマイクの前に立ち、進行の手順を何度も確認していた。
黒崎さんは弟の影響で小学生のころに、浜口さんと佐々さんも兄から影響を受けて小中学生時代に、それぞれ野球チームでプレーしていた。3人とも野球が大好きで、「高校でも野球に関わりたい」とマネジャーになったという。黒崎さんの弟は上三川の2年生で、選手としてこの大会に出場する。
大きな舞台での司会という大役。黒崎さんは「練習通りにアナウンスできるように頑張りたい」。浜口さんと佐々さんも「ミスがないように、聞き取りやすい声で頑張りたい」「全員に心から伝わるアナウンスをしたい」と本番への抱負を語っていた。(高橋淳)
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開会式を控えたスタジアムでは10日、鹿沼南の環境緑地科で学ぶ生徒たちが昨年に続き、自らが栽培したマリーゴールドを運んできて、会場を彩った。
花を運んだのは同科の草花専攻の生徒10人。生徒たちは4月下旬に種をまいて、水をやったり肥料を追加したりしながら、250鉢分の黄色のマリーゴールドを育てた。細井聖奈さん(3年)は、大会に出場する選手らに「花を見て頑張ってほしい」とエールを送った。マリーゴールドは大会期間中、球場周辺に飾られる予定になっている。
鹿沼南の初戦は14日、とちぎ木の花スタジアムで行われる。学校では応援委員や吹奏楽部、有志の生徒らによる応援の練習が始まっており、初戦から応援に駆けつけるという。(津布楽洋一)
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※第2試合は前試合終了から40分後に開始