ベールを脱いだ〝スーパー1年生〟横浜・小野舜友、3回完全!いずれは「投手も打者も」/神奈川大会

AI要約

8月7日に開幕した全国高校野球選手権大会の地方大会で、横浜高校が座間総合高校に10-0で快勝し、新人投手の小野舜友が見事なデビューを果たした。

140キロの速球と鋭いカーブを武器に、小野投手は3回を無失点で投球し、打者としても活躍した。

小野選手は母に対して感謝の気持ちを込めた手紙を送り、投打両面での活躍を誓っています。

ベールを脱いだ〝スーパー1年生〟横浜・小野舜友、3回完全!いずれは「投手も打者も」/神奈川大会

全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)の出場を懸けた地方大会は9日、各地で行われ、神奈川大会2回戦で横浜は座間総合に10-0で五回コールド勝ち。公式戦初先発の小野舜友(しゅんすけ)投手(1年)が3回を投げ、一人の走者も出さない完全投球で鮮烈なデビューを飾った。

最速140キロの1年生左腕が鮮烈なデビューを飾った。公式戦初先発の横浜・小野が3回を投げ、一人の走者も出さない完全投球を見せた。

「緊張した部分もあった。監督にも先発を任せたんだから行ってこいといわれ、自分が試合をつくると思って臨んだ」

切れのある直球と打者のタイミングを外すカーブを駆使し、相手打線を翻弄。付け入る隙を与えずに三回を投げ切った。打者としても3番に座り、3安打2打点と大暴れ。投打二刀流で活躍し「春の大会とは違った緊張感もあったが、自分が投げて打って勝ってよかった」とほっとした様子だった。

愛知県出身。東海中央ボーイズでは3年春に日本一を経験した。高校進学に際して母の直子さん(51)には「死ぬ気で頑張ってくる。15年間そばにいてくれてありがとう」と決意をつづった手紙を送った。これには母も「一番うれしかった」と万感の思いを語った。

「投手も打者も両方やっていけたらと思う。思い切りやりたい」と小野。名門校のスーパー1年生が神奈川の夏を熱くする。