【津ボート G2全国ボートレース甲子園 3日目】和歌山代表の立具敬司が初勝利を目指す

AI要約

和歌山代表の立具敬司が全国ボートレース甲子園2日目で2着を守り、レース後に調整と試運転を繰り返している様子が描かれる。

立具はサラリーマン時代にボートレースに出会い、師匠との師弟愛や甲子園への思いが語られる。

また、立具のプロフィールや和歌山の魅力についても触れられている。

【津ボート G2全国ボートレース甲子園 3日目】和歌山代表の立具敬司が初勝利を目指す

 3日目を迎える津ボートの全国ボートレース甲子園は47都道府県の代表が参加している。

立具敬司(34=大阪支部)は和歌山代表だ。2日目4Rで4コースから艇間を割って2番手につけると、池田の猛追をかわして2着を守り切った。

「道中はとにかく必死だった。(2着に入り)大田さんとか先輩が喜んでくれてうれしかった」と満面の笑みを浮かべた。舟足はセット交換を施したが「あまり変わらなかった。そんなにいい感じではない。ペラを思い切り叩こうと思う」とレース後も調整と試運転を繰り返していた。

 ボートレースとの出合いはサラリーマンの時だった。「住之江で西村拓也さんが5コースから捲ったレースを見て、凄くかっこいいなと思って目指した。選手になってすぐに弟子入りしました。甲子園も見ておくと言われているので頑張りたい」と師弟愛をのぞかせた。甲子園は4回目の出場だが、まだ勝利はない。今節中に1着を獲って水神祭を飾り、師匠に最高の知らせを届ける。

◇立具 啓司(たてぐ・けいじ)1990年(平2)2月24日生まれ、和歌山県紀の川市出身の34歳。大阪支部。116期生として2015年7月とこなめでデビュー。16年2月児島で初1着。和歌山の魅力は「みかんとかフルーツがおいしい」。1メートル70。血液型A。