鹿児島情報のエース・日高が7回67球、2安打完封勝利!【24年夏・鹿児島大会】

AI要約

午前中の雨で試合開始が遅れ、1点先制した鹿児島情報が頴娃を7-0で下し完封勝利。

鹿児島情報は上田主将の活躍で序盤から得点を重ね、エースの日高が67球の省エネ投法で完封した。

頴娃は得点機を作るものの、最終的には2本のみの安打にとどまり無得点に終わった。

鹿児島情報のエース・日高が7回67球、2安打完封勝利!【24年夏・鹿児島大会】

<第106回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿児島情報 7-0 頴娃(7回コールド)>◇10日◇平和リース球場

 午前中の雨で試合開始が大幅に遅れた影響で、試合開始時刻は 17時43分。審判も通常の4人から外野に2人がついて6人体制での試合となった。

 鹿児島情報が序盤からそつなく畳みかける。1回裏、4番・上田 敬太主将(3年)の犠飛とエラーで2点を先制する。2回は先頭の7番・宮迫 大輝(3年)の打球が外野のエラーとなり、一気に本塁を目指すが、頴娃が好返球で本塁アウトを取った。二死となり、このまま攻撃が終わるかと思われたが、そこから鹿児島情報は四球を挟んで3安打を集中。2番・吉村 虎哲(2年)、3番・水口 直人(2年)の連続適時打で計3点を加えた。3、4回はいずれも三塁打で出塁し、適時打で返して1点ずつを加えた。

 頴娃は3回表、先頭の7番・池平 樹主将(3年)がチーム初安打となる中前打を放ち、犠打、9番・米滿琉依(3年)が中前打で続いたが得点ならず。

 鹿児島情報の右腕エース日高 光浩(3年)が打たれたのはこの回の2本のみ。テンポ良く3人ずつで打ち取る回が多く、67球の省エネ投法で完封勝ちした。