【オリックス】サヨナラ勝利呼び込む宮城大弥の粘投 白星逃すも「何とか粘ることができました」

AI要約

オリックス・宮城大弥投手が劇的なサヨナラ勝利を呼び込む力投を見せた。

宮城投手は50日ぶりの復帰戦で7回まで粘りを見せ、防御率1.66の安定感を示したが、ランナーを出し過ぎて丁寧を反省している。

試合はサヨナラ勝利に繋がり、宮城投手はチームメイトと喜びの輪を囲んだ。

【オリックス】サヨナラ勝利呼び込む宮城大弥の粘投 白星逃すも「何とか粘ることができました」

 オリックス・宮城大弥投手(22)が10日のソフトバンク戦(京セラ)に先発し、劇的サヨナラを呼び込む力投を見せた。

 序盤に2点の援護をもらい、最速150キロのストレートとスライダーを中心に力投を続けた。しかし、4回に山川に痛恨の一発を浴びると、5回には二死二塁から栗原に右翼線に同点打を運ばれ、7回を8安打2失点でマウンドを降りた。

 左大胸筋のケガから50日ぶりに復帰した6月27日のソフトバンク戦で3勝目をマーク。この日はチームの勝率5割復帰がかかった一戦だったが、流れを渡すことなく112球の粘投を見せた。防御率1・66と抜群の安定感を誇るエースは「野手の方に助けてもらいながら7回まで何とか粘ることができたと思いますが、ストライク、ボールがはっきりとしてしまい、球数が増えてしまった。ランナーを出してしまうイニングも多く、テンポが悪くなってしまったところを反省しないといけない」と話した。

 試合は2番手の古田島が8回に栗原に勝ち越しの8号ソロを許したが、9回に無死満塁と松本を追い詰めると、宗の死球で押し出しの同点とし、最後位は頓宮の右犠飛でサヨナラ勝利。宮城は歓喜の輪に加わって頓宮と抱き合った。