ヤクルト・吉村貢司郎、9日の阪神戦に先発 高校球児に「いい刺激をもらって頑張る」

AI要約

ヤクルト・吉村貢司郎投手が阪神戦に向けて調整を行う。前回の試合で失点を挽回したいと意気込む。

チームは連敗中で、先制点を取らないように力を入れる姿勢を見せる。勝ち頭としてチームを引っ張る決意を示す。

高校時代の経験を振り返り、地方大会の情報も取り入れながら、闘志を燃やす姿勢を見せる。現役選手としてさらなる成長を目指す。

ヤクルト・吉村貢司郎、9日の阪神戦に先発 高校球児に「いい刺激をもらって頑張る」

ヤクルト・吉村貢司郎投手(26)が8日、神宮外苑で行われた先発投手練習に参加。先発する9日の阪神戦(甲子園)に向けて、キャッチボールやダッシュを行うなどして調整した。

前回2日のDeNA戦(横浜)は、4回10安打6失点で5敗目(5勝)を喫しており「前回はボール先行になってしまったところがあった。打者有利のカウントだと気持ちよく振れたり、考える時間を与えてしまったりする。しっかりとストライク先行でバッターと勝負できればなといい」と力を込めた。

チームは4連敗中。7月5ー7日の巨人3連戦(神宮)は、3戦全てで初回に失点して、同一カード3連戦3連敗を喫した。先発投手でチームトップの5勝を挙げている勝ち頭は「できる限り先制点を取らないように。点を取られたとしても最少失点に抑えられるように。その積み重ねだと思うので、しっかり意識してやっていきたい」と語気を強めた。

甲子園大会の出場を懸けた地方大会が全国各地で始まる中、東京・日大豊山高出身の右腕は高校時代を回顧。「本当にがむしゃらにやっていた。いい思い出も悔しい、悪い思い出もいっぱいある」とし、「僕も現役なんで、いい刺激をもらって頑張りたい」と闘志を燃やした。