「オオタニが一人でやったことはない」今永昇太&鈴木誠也がMLB史上初の快挙!米メディアは「ユニークな偉業を成し遂げた」と称賛

AI要約

カブスの今永昇太はマーリンズ戦で7回を4安打2失点の好投で10勝目を挙げた。一方、鈴木誠也は2打席連続本塁打を含む好打で大活躍。チームは14-2で勝利した。

今永はメジャー1年目で2桁勝利を達成し、日本人投手として史上9人目となった。鈴木は3本の長打を放ち、今永の好投を援護した。

米メディアは今永と鈴木の活躍を称賛し、MLB史上初の快挙として取り上げた。彼らは大谷に負けない活躍をみせた。

「オオタニが一人でやったことはない」今永昇太&鈴木誠也がMLB史上初の快挙!米メディアは「ユニークな偉業を成し遂げた」と称賛

 カブスの今永昇太は現地時間8月24日(日本時間25日)、敵地で行われたマーリンズ戦に先発。7回を4安打2失点と好投し、10勝目(3敗)を挙げた。また、この試合「3番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也は、2打席連続本塁打を放つなど5打数3安打4打点と大暴れ。チームは14-2と大勝した。

 今永は3回まで1人も走者を許さない完璧な投球を披露。4回と5回にソロ本塁打を浴びたものの、味方の大量援護を受けて7回まで追加点を許さない安定した投球をみせた。この日の勝利で、日本人投手では史上9人目となるメジャー1年目で2桁勝利を達成した。

 鈴木は初回の第1打席、カウント2-1からマーリンズ先発バレンテ・ベロゾが投じた143キロの直球を強振し、センター後方へ先制ソロ本塁打を放った。続く第2打席では、無死一塁から左中間へ2打席連続となる18号本塁打。強烈な当りで今永を援護した。また、8-2で迎えた7回表2死二塁の場面では、右翼へ適時三塁打を放ち、1試合で3本の長打を放つ活躍をみせた。

 今永と鈴木の活躍に、米メディア『OptaSTATS』はXで「MLB史上初めて、同一試合で日本人選手が3本以上の長打を放ち(セイヤ・スズキ)、さらにもう1人の日本人選手が勝利投手(ショウタ・イマナガ)となったチームである」と報じ、「オオタニはこれを一人でやったことは一度もない」と付け加えた。

 さらに、米メディア『Sports Illustrated』は「セイヤ・スズキ、ショウタ・イマナガがカブス勝利で歴史を作る」と題した記事を投稿。MLB史上初となる快挙を達成したことについて「ユニークな偉業を成し遂げた」「両選手とも今シーズン、カブスで素晴らしい活躍を見せており、土曜日にはコンビネーションで歴史を作った」と絶賛した。

 MLB初という偉業を達成した今永と鈴木。シーズン終盤、日本人選手コンビが大谷に負けない活躍をみせた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]