ヤクルト・サイスニードが7失点大炎上 わずか2回でノックアウト

AI要約

ヤクルトは3連敗中でリーグ最下位に低迷し、6月30日の阪神戦から7試合続けて先取点を許す。

先発のサイスニードが一回で4失点を喫し、わずか2回でノックアウトされるなど、ピッチング陣が不調。

巨人打線に終始抑えられ、6月30日以降の負のサイクルから抜け出せず。

ヤクルト・サイスニードが7失点大炎上 わずか2回でノックアウト

(セ・リーグ、ヤクルト―巨人、14回戦、7日、神宮)抜けられない負のサイクル。3連敗中でリーグ最下位に低迷するヤクルトは、この日も一回に4失点。これで、6月30日の阪神戦(神宮)から7試合続けて先取点を許す結果となった。

今季2勝目を目指した先発のサイスニードが一回、いきなり先頭の丸と吉川に連打を許した。1死二、三塁となり、岡本和に三塁を強襲する左前への2点二塁打を打たれた。さらに続く大城卓には右中間席へ2ランを被弾。立ち上がりから手痛い4点を失った。

二回も勢いづいた巨人打線を止められず。1死二塁から、丸に今度はバックスクリーン下へと2ランを運ばれた。右腕はこれで今季、丸に対して7打数6安打と大苦戦。続く吉川にも右翼線へ二塁打、岡本和に2打席連続の適時打となる左越え二塁打を浴びて、この回も3点を失い、わずか2回(8安打7失点)でノックアウトされた。

今カードは第1戦に先発した小川が、同じく一回から4失点を喫し5回5失点でKO。2軍再調整となった。6日の第2戦も高橋が一回に岡本和に2ランを浴び、高津監督は試合後「先発がピリッとしないので、やはり後ろに負担がかかってしまいますよね。先発のところは考えます」と苦言を呈していたが、今季開幕投手を務めたサイスニードも悪い流れにのみ込まれた。