延長10回、広島・野間の三塁悪送球で決勝生還を許すも 前向く新井監督「そういうのも付き物」
広島は、守備のミスが敗因となった試合で、延長10回に痛恨の失点を喫し、2連敗を記録。
野間と島内選手がそれぞれのミスを反省し、チームはDeNAに迫られる展開となった。
新井監督は、チームに向けて次の試合に備えるよう呼びかけた。
◇セ・リーグ 広島0-3阪神(2024年7月2日 マツダ)
広島は、守備のミスが敗戦に直結した。0―0の延長10回1死一塁、ヒットエンドランで島田が右前打した打球を野間が処理。一塁走者・小幡を三塁で刺そうと狙った送球は、三塁・小園の頭上を大きく越えた。カバーに入った島内も捕球できず、カメラマン席に飛び込んで決勝の生還を許した。
「すみません。僕のミスです。何もないです…」
野間は痛恨の失策を反省し、悔しがった。1死から小幡に四球を与えた3番手の島内も「同じことを繰り返している。四球が全て」と責任を痛感。守備の乱れから、この回3失点してチームは2連敗。
2位・DeNAに2ゲーム差に迫られたが、新井監督は「そういうの(ミス)も付き物なので、また明日に備えてもらいたい」と前を向いた。