審判も準備万端、ストライクゾーン確認 6日の大阪大会開幕へ研修会
7月6日に開幕する第106回全国高校野球選手権大阪大会の審判研修会が行われ、審判員67人が参加した。
アウト・セーフやストライクゾーンの練習を行い、大冠高と星翔高の野球部員が協力して実戦形式での判定を重ねた。
最年少の審判員である西山虹太郎さんや、開幕戦で球審を務める小栗須(こぐるす)隆裕さんの気持ちが語られた。
7月6日に開幕する第106回全国高校野球選手権大阪大会(朝日新聞社、大阪府高野連主催)に向けた審判研修会が6月30日、大阪市住之江区の南港中央野球場であり、審判員67人が参加した。
アウト・セーフのジェスチャーや発声、ストライクゾーンの確認などのほか、大冠高と星翔高の野球部員が協力し、実戦形式での判定の練習を繰り返した。
審判員の中で最年少の西山虹太郎さん(18)は大阪国際大1年生。昨年までは太成学院大高のマネジャーとして野球に打ち込み、今春から本格的に審判を始めたという。「夏は選手の一生がかかっている大会。一生懸命にジャッジしたい」と語った。
6日の京セラドーム大阪での開幕戦・枚方津田―交野で球審を務める小栗須(こぐるす)隆裕さん(60)も参加。「感謝の気持ちと緊張でいっぱい。審判として今までやってきたことを出し切りたい」と話した。(渋谷正章)