ジュリア欠場危機 マリーゴールド初のビッグマッチでメイン出場判断を先送り「絶対に両国で戦う」

AI要約

ジュリアが欠場ピンチに直面していることが明らかになり、メインイベントでの復帰が不透明な状況。

ジュリアは回復をアピールしつつも最終の検査結果を待ち、両国国技館での復帰を強く希望している。

ロッシー小川代表は三大メインイベントを予定しており、今後もビッグマッチの開催を示唆している。

 「プロレス・マリーゴールド」(13日、両国国技館)

 旗揚げ後、初のビッグマッチとなる「MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024」の全カード発表記者会見が1日、東京・原宿で開かれ、メインイベントでフリーのSareeeと一騎打ちを行うエース・ジュリアが欠場ピンチを迎えていることが明らかになった。

 5月20日の旗揚げ戦で右手首を骨折したジュリアは欠場が続いており、ロッシー小川代表は「今週中、遅くとも来週頭にはメディカル検査の結果が出てきますので、その診断を受けて発表させていただきたい」と、試合が行われるかどうかの判断を先送りした。

 ジュリアは「見ての通りギプスもとっくに取れて、装具も取れました。こんなに曲がります。自分の中では今すぐにでも全然戦えるよってくらい、治ったんじゃないかなってくらい正直自分では思っていて。もしかしたら両国間に合うぞって今自分は思っています」と回復をアピールしつつも「最後の検査があって、それをクリアすることができたらになってしまいます」と、小川氏の説明を追認した。

 それでも「気持ちは両国で試合する気まんまんです」と改めて述べ、新設されたマリーゴールド・ワールド王座のベルトを持って来させると「誰一人としてほしいと言ってる人いないよね?所属で。どうなってんのよ!という気持ちがちょっとあります」と所属選手へのいら立ちをあらわにして、「私とSareeeが戦うんだったら、ベルトもかけるしかねえよなと思ってます」と、初代王座決定戦とすることを小川氏に要求。

 「両国で私が復帰して、アンタとプライド、ベルトもかけて戦ったらもっともっと最高の日になるんじゃないかと思ってる。そのために私は絶対この日、リングに立たなきゃいけない。どうなるか、分からないけど、私は祈るしかできないけど、あとは神様の判断に委ねます。でもギリギリまで絶対にあきらめない。私は絶対に両国で戦う。このベルトを巻いて、マリーゴールドを本当に背負う、みんなに戦いを見せてやる。そう思って全てをかけて両国でSareeeと戦う。私の気持ちは必ずリングに立つ!それだけです」と、復帰への執念を見せた。

 小川氏はジュリアの回復具合について「昔だったらできないことはないと思うけど、この時代だから慎重にした方がいいかなと。医者は(骨折箇所は)付いてるっていう判断だったんですけど、試合やるという段階で実際に問題ないかということを、そう(判断)しないといけない」と説明。

 欠場という最悪の事態を想定して「いろいろと考えていますよ」としつつ、林下詩美-イヨ・スカイ(紫雷イオ=WWE)、ボジラ、MIRAI、青野未来の3選手による初代ユナイテッド・ナショナル王座決定戦を「三大メインだと思っている」とした。

 また、小川氏は「成功させて、この後にまた大きいことをやりたいと思います」と、さらなるビッグマッチを開催することを示唆した。