桐生祥秀、10秒26で5位 元日本記録保持者、100メートルでのパリ五輪切符は厳しく【陸上日本選手権】

AI要約

男子100メートル決勝で桐生祥秀は5位に終わり、パリ五輪代表選考が厳しくなった。

桐生祥秀は1年間にパリ五輪の参加標準記録をクリアできず、代表入りは世界ランキングに委ねられる。

現状の順位では出場枠外のため、男子100メートルでの代表入りは難しい状況となっている。

桐生祥秀、10秒26で5位 元日本記録保持者、100メートルでのパリ五輪切符は厳しく【陸上日本選手権】

◇30日 陸上 日本選手権最終日(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の男子100メートル決勝が行われ、元日本記録保持者で2021年東京五輪男子400メートルリレー代表の桐生祥秀(28)=日本生命=は10秒26で5位に終わった。

 直近の1年間にパリ五輪の参加標準記録(10秒00)をクリアできておらず、代表入りは7月に更新される世界ランキングに委ねられる。しかし、現状の順位は出場枠外のため、16年リオデジャネイロ五輪以来となる男子100メートルでの代表入りは厳しくなった。