ククレジャ、ドイツ戦ハンド疑惑に「審判がノーと言うならノーだ」「ドイツが勝っていればクロースが退場しなかったことに不満を言っていた」

AI要約

スペイン代表DFマルク・ククレジャが、EURO2024準々決勝ドイツ戦でのハンド疑惑について語る。

ククレジャは審判の判断を尊重し、自身がハンドであるかどうかについては否定する姿勢を見せた。

また、ククレジャはドイツのトニ・クロースによるファウルについても言及し、最終的にスペインが勝利したことを重要視している。

ククレジャ、ドイツ戦ハンド疑惑に「審判がノーと言うならノーだ」「ドイツが勝っていればクロースが退場しなかったことに不満を言っていた」

スペイン代表DFマルク・ククレジャが、EURO2024準々決勝ドイツ戦(2-1)における自身のハンド疑惑について見解を示した。

延長戦119分にMFミケル・メリーノが決勝ゴールを決めて勝ち進んだスペインだが、後半戦には疑惑の判定もあった。1-1の状況で、FWジャマル・ムシアラの打ったシュートがペナルティーエリア内のククレジャの左手に当たったが、審判はPKを取らず。その直前にFWニクラス・フュルクルクがオフサイドであったため、ククレジャの手が自然な位置にあったためなど、PKを取られなかった理由には様々な指摘がされているが、いずれにしろドイツ陣営は不満を漏らしている。

そしてククレジャ本人が7日に会見に出席し、その場面について発言。審判の判断に従うとしている。

「(ボールは)手に当たったね。だけど審判を見て落ち着くことができた。その道のエキスパートがハンドではないと言うならば、ハンドではないということだ」

ククレジャはまた、ドイツもMFトニ・クロースが警告、そして退場に値するファウルを連発しながら、お咎めなしだったと指摘している。

「僕は選手であり、そういったことに首を突っ込むことはない。だけど審判がハンドではないと言うなら、僕もハンドではないと言うよ。疑惑の残るプレーであったことは理解できる。だけど、もしドイツが勝っていたとしたら、そのことが話題になることはなかったはずだ。僕たちはクロースを退場させなかったことについて不満を言っていたはずだよ」

「最終的に勝ったのは僕たちだ。重要なのは、そこだよ」

左サイドでFWニコ・ウィリアムズと抜群の連係を見せるククレジャだが、その秘密がピッチ外での関係性にあると語った。

「僕たちの素晴らしい科学反応はピッチ外のことをベースとしている。僕たちの性格は似ていて、ふざけ合っているのが好きだし、それがピッチ上の快適なプレーにつながっているんだよ。彼が僕にとって最善のプレーをしてくれることは知っているし、僕も彼のことをサポートする。大切なのは快適で、楽しみながらプレーできることだ」

「ニコとヤマルは決定的な選手たちだ。僕はニコにボールを出すためにいる。彼が創造性を発揮できるようにね」