陸上日本選手権男子200メートルは鵜沢飛羽が2連覇 パリ五輪に近づく 「間に合ってくれた」

AI要約

日本選手権男子200メートルで鵜沢飛羽が2連覇を果たし、五輪出場に近づいた。

脳振盪を起こしたにも関わらず、決勝で地力を示し、得意の後半で先頭に立った。

大学4年生の鵜沢は元の練習に戻り、世界ランキングでの代表選出に向けてパリに挑む準備を進めている。

陸上日本選手権男子200メートルは鵜沢飛羽が2連覇 パリ五輪に近づく 「間に合ってくれた」

陸上の日本選手権男子200メートルは鵜沢飛羽(とわ)が2連覇を果たし、五輪出場に近づいた。鵜沢は「正直、全然だったが、ギリギリ間に合ってくれた」と安堵(あんど)した。

5月中旬にセイコー・ゴールデングランプリで優勝するもゴール直後に転倒。脳振盪(のうしんとう)を起こし、2週間はジョギングすら許されなかったという。それでも決勝では得意の後半で先頭に立ち、地力の高さを示した。

「そろそろ元の練習に戻れる。一通りレベルアップしてパリに挑みたい」。世界ランキングでの代表選出が濃厚な大学4年生は大舞台を見据えた。