【陸上】君嶋愛梨沙 女子100メートル3連覇もパリ五輪遠のく「“ダメだったな”と」

AI要約

女子100メートルで君嶋愛梨沙が3連覇を果たし、代表選考会に挑むも五輪出場標準記録に届かず。

君嶋は悔しさをにじませながらも、自力での五輪出場を目指し頑張る姿勢を見せる。

パリ五輪への切符を目指して、君嶋は自己ベスト更新を目指すも、まだ達成できていない状況。

【陸上】君嶋愛梨沙 女子100メートル3連覇もパリ五輪遠のく「“ダメだったな”と」

 ◇陸上・日本選手権第2日(2024年6月28日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪の代表選考会を兼ねて行われ、女子100メートルで君嶋愛梨沙(土木管理総合)が11秒46をマークして3連覇を達成した。コンディションは向かい風0・5メートル。

 好スタートで飛び出し、序盤から前へ。その勢いのままフィニッシュした。2位は御家瀬緑(住友電工)で11秒64だった。

 「五輪を狙っていたので、タイムを見たときに“ダメだったな”と。自力で五輪や世界陸上をつかめなかった悔しさがある」

 君嶋が求めていたのはパリ切符。世界ランキングで出場権を得るためには56位がボーダーラインで、君嶋は現在81位となっており、五輪参加標準記録11秒07へ近づくことが最大のミッションだったが、届かなかった。