【大学選手権】仙台大2年連続初戦突破 エース渡辺一生は自己最速152キロマークし5回無失点

AI要約

仙台大が星槎道都大を7回コールド勝利で下し、初戦突破を果たした。

左腕エース渡辺一生投手が好投し、チームを勝利に導いた。

次の試合でも1勝を目指し、日本一を目指す意気込みを見せた。

【大学選手権】仙台大2年連続初戦突破 エース渡辺一生は自己最速152キロマークし5回無失点

<全日本大学野球選手権:仙台大9-0星槎道都大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム

 仙台大(仙台6大学)が7回コールド勝利で2年連続の初戦突破を果たした。先発は5日発表の侍ジャパン大学代表選考合宿にも選出された左腕エース渡辺一生投手(3年=日本航空)。初の東京ドームのマウンドに「最初は緊張して制球が乱れてしまった」と立ち上がりに苦戦し、3回表まで毎回ランナーを背負ったが得点は許さなかった。

 3回裏に2点の援護点をもらうと「ここからは1点もやれない」とエンジン全開。4回表を3者凡退で終えると、5回表には味方の失策から1死三塁と、この日最大のピンチを招いたが、自己最速を1キロ上回る152キロをマークするなど2者連続三振に抑え込み切り抜けた。その裏に打線が爆発し7点を追加。エースの好投がチームに勝利をもたらした。

 2回戦では九産大(福岡6大学)と対戦する。渡辺一は「目の前の試合を1個ずつ勝って日本一をとりたい」と一戦必勝で頂点を目指す。