ノリスがオランダGPで最終周FL&22.8秒差圧勝劇で今季2勝目!フェルスタッペン、ルクレールが表彰台…角田裕毅は展開に苦しみ17位|F1

AI要約

2024年のF1第15戦、オランダGP決勝が開催された。ザントフォールトでのドライレースが展開し、フェルスタッペンがトップスタート。角田裕毅は順位を落としながらも競り合いを続けた。

ノリスがトップに浮上した後、各ドライバーはタイヤ交換を行い、レースは展開を変えていく。フェルスタッペンとノリスが首位争いを繰り広げた。

タイヤ戦略が重要となる展開の中、レースはハイペースで進行し、トップ争いは緊迫した展開となった。

ノリスがオランダGPで最終周FL&22.8秒差圧勝劇で今季2勝目!フェルスタッペン、ルクレールが表彰台…角田裕毅は展開に苦しみ17位|F1

2024年のF1第15戦、オランダGP決勝が現地時間25日行われた。

サマーブレイク明けの初戦となる同レースの舞台、現地ザントフォールトは晴天、ドライコンディションでレース時刻を迎えた。気温19℃、路面温度28℃となっている。

第1スティントに16名のドライバーがミディアムを選択する中、ソフトを選んだのは11番グリッドの角田裕毅、14番グリッドのルイス・ハミルトン、16番グリッドのバルテリ・ボッタスの3人。ピットレーンスタートのケビン・マグヌッセンだけがハードを装着した。

72ラップのレースがブラックアウトとなり、2番グリッドのマックス・フェルスタッペンが抜群の蹴り出しを見せ、トップでターン1へと入っていく。2番手ランド・ノリスで以下ジョージ・ラッセル、オスカー・ピアストリ、チャールズ・ルクレール、セルジオ・ペレスの順番でコントロールラインに戻ってきた。

11番手スタートの角田裕毅はニコ・ヒュルケンベルグに抜かれ、P12に落として2周目に入った。この2周目の途中で同じくソフトタイヤのハミルトンに抜かれ、P13となっている。

トップのフェルスタッペンがレースを先導し、10/72周目で1.5秒差2番手にノリス。3秒後ろにラッセル、そこから1秒後方に4番手ピアストリと、接近戦ではなくやや間隔がある状況で周回が進んでいく。

13/72周目にアレクサンダー・アルボンが全車初のピットインを行い、ミディアムからハードにつないだ。15周目にはヒュルケンベルグ、角田もピットに入った。角田はミディアムの第2スティントにつないでいる。

17周目に入ると、先頭のフェルスタッペンと2番手ノリスが接近戦に入り、18周目のターン2でノリスがオーバーテイクに成功。ノリスがトップに浮上した。

25/72周目あたりから、上位勢も最初のタイヤ交換に入っていく。2番手フェルスタッペンは先頭ノリスとの差が6秒ほどついた28周目にミディアムからハードにつないでいる。この動きをカバーして、ノリスも翌周ピットイン。セオリー通り同様にミディアムからハードにつないだ。フェルスタッペンの6秒前方の位置でトラックに復帰している。