【大学選手権】福岡大が福岡対決に敗れ初戦敗退 堀壮太監督「勝ちたかったな」

AI要約

福岡大は九産大に敗れ、全日本大学野球選手権で初戦敗退。

先発投手の朝吹拓海が4失点し、堀壮太監督はリベンジに期待。

打撃陣が奮起し、終盤に3点を返したが、惜しくも敗北。

【大学選手権】福岡大が福岡対決に敗れ初戦敗退 堀壮太監督「勝ちたかったな」

<全日本大学野球選手権:九産大5-3福岡大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム

 福岡大(九州6大学)は九産大(福岡6大学)との福岡対決に敗れ、初戦敗退となった。

 春季リーグで最優秀選手賞と最多勝利投手賞の2冠に輝いた先発の朝吹拓海投手(2年=神村学園)は2回に九産大・北村健一郎内野手(3年=有田工業)にソロ本塁打を浴びるなど、6回4失点。堀壮太監督(43)は「彼にとってはおそらく初めての全国だとは思いますが、よく投げてくれたと思います」とねぎらい、「まだ2年生なので、しっかり勉強してやり直して来年、再来年とここに戻ってくる練習をさせたいなと思います」とリベンジに期待した。

 打撃陣も意地を見せた。8回に先頭の代打小金丸竜誠内野手(3年=福岡工大城東)が二塁打を放ちチャンスを作ると、続いても代打の大野拓巳捕手(4年=宇部鴻城)が右適時二塁打を放つなど、終盤に3点を返した。途中出場の選手たちの奮起によって中盤までの劣勢から一転、あと1歩のところまで迫った。。

 1回戦からいきなり福岡対決となったが、堀監督は「九州でオープン戦をするのとは違う本気の戦いを、本当に素晴らしいチームの九産大さんとできて良かったとは思いますが、勝ちたかったな」と率直な思いを明かした。