九産大・大久保哲也監督、同じ福岡県の福岡大との初戦に向けて「特にやりにくさはない」/大学野球選手権

AI要約

第73回全日本大学野球選手権大会が神宮球場と東京ドームで開幕し、福岡六大学リーグ代表の九産大が初戦に向けて意気込みを語る。

九産大と定期的にオープン戦を行う福岡大との対戦について、両チームが慎重に準備をしている様子。

大久保監督が、目の前の試合に集中し、一戦必勝を誓う。

九産大・大久保哲也監督、同じ福岡県の福岡大との初戦に向けて「特にやりにくさはない」/大学野球選手権

第73回全日本大学野球選手権大会が10日に神宮球場と東京ドームで開幕する。9日は出場27校が東京・明治神宮会館に集結し、開会式が行われた。福岡六大学リーグ代表で2年連続23度目の出場の九産大は10日に九州六大学リーグ代表の福岡大と対戦。開会式に出席した九産大・大久保哲也監督(61)が初戦に向けて意気込みを語った。

「全国大会は良い投手ばかりなので、そう簡単に大量得点は取れない。いかに守り切って最少失点で競り勝てるかが大事」

同じ福岡県内にある福岡大は九産大と定期的にオープン戦を行う間柄。3月に行ったオープン戦では九産大が勝利したという。手の内を知る相手だが、指揮官は「それはお互いさま」とキッパリ。「特にやりにくさはない。オープン戦では負けなかったが、これが公式戦となればまた変わってくる」と表情を引き締めた。

同大を全国大会常連校に育て上げ、昨年までは大学日本代表でも監督を務めた大久保監督。「まずは目の前の試合に集中していきたい」と一戦必勝を誓った。(加藤次郎)