巨人がオリックスに同一カード3連敗 阿部監督「西川君、一人にやられちゃったかな」

AI要約

巨人はオリックスに3連敗し、阪神と入れ替わり3位に転落した。西川の活躍で先制される中、打線は元気がなく、4番岡本和も不振が続いた。

佐藤と鈴木からの投手陣の前に打線は苦しんだが、坂本の犠飛で26イニングぶりに得点。しかし、次の1点が遠かった。

チームは3連戦でわずか10安打1得点に終わり、指揮官は主砲の奮起を期待しつつ、アウェー戦に向けてチーム全体で切り替えを図ると述べた。

巨人がオリックスに同一カード3連敗 阿部監督「西川君、一人にやられちゃったかな」

(日本生命セ・パ交流戦、巨人1―4オリックス、3回戦、オリックス3勝、9日、東京D)巨人は打線が沈黙し、今季3度目の同一カード3連敗。阪神と入れ替わり3位に転落した。オリックスの4番・西川に3試合連続で先制打を浴びるなど、試合の主導権を握れず阿部慎之助監督(45)は「西川君、一人にやられちゃったかな」と振り返った。

ここまで2試合連続で無得点の打線は、この日も元気がなかった。プロ初登板の先発左腕・佐藤の前に五回まで1安打。六回に2番手・鈴木から坂本の左犠飛で26イニングぶりに得点したが、次の1点が遠かった。

3連戦合計でチームは10安打1得点。4番に座る岡本和は10打数無安打と鳴りを潜めた。指揮官は「4番が打てば勝つ。これが野球」と主砲の奮起に期待しつつ、「来週はアウェー(での6連戦)になるけど、いい1週間にしたい。僕も含めてみんなで切り替えていくしかない」と前を向いた。(樋口航)