【巨人】“初物”左腕に5回ゼロ封 26イニングぶり得点も反撃及ばすオリックスに3連敗 菅野智之は今季初黒星

AI要約

巨人がオリックスに3連敗を喫し、菅野投手が初黒星を喫した。打線は26イニングぶりに1点を奪うも、反撃が遅かった。

菅野投手は6回3失点で力投したが、西川選手に適時二塁打を許し1失点。さらに2点目を失う。オリックスに3点を許す。

巨人の打線は4点を取られる中、6回にようやく反撃。坂本選手の犠飛で1点を返すも、オリックスの投手陣に抑えられる。

【巨人】“初物”左腕に5回ゼロ封 26イニングぶり得点も反撃及ばすオリックスに3連敗 菅野智之は今季初黒星

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人―オリックス(9日・東京ドーム)

 巨人がオリックスに敗れ、同一カード3連敗を喫した。先発・菅野智之投手は6回3失点の力投も今季初黒星(5勝)。プロ初登板初先発のオリックス・佐藤一磨投手に5回まで1安打無得点に抑えられていた打線は、6回に26イニングぶりの得点となる1点を奪ったものの反撃が遅かった。

 菅野は1回1死から来田涼斗外野手に二塁内野安打を打たれ、暴投で1死二塁とされると、太田椋内野手を四球で歩かせた1死一、二塁から西川龍馬外野手に右中間を破る適時二塁打を許し1点。さらに、紅林弘太郎内野手には右犠飛を打たれ2点目を奪われた。

 菅野が3回に追加点を許した。1死から太田に中前打、続く西川には2打席連続タイムリーとなる右翼線二塁打を浴び、太田が好走塁で一塁から生還し、リードを3点に広げられた。

 打線は2点を先取された直後の1回1死からヘルナンデス外野手が左中間二塁打。二ゴロで三進し2死三塁としたが、岡本和真内野手は中飛に倒れた。

 3回に1点を追加され、3点を追う巨人は4回、先頭の吉川尚輝内野手が四球を選んで出塁。岡本和の一ゴロで1死二塁としたが、坂本勇人内野手は右飛、長野久義外野手は空振り三振に打ち取られ、得点できなかった。

 先発・佐藤に代わって2番手・鈴木博志投手が登板した6回に巨人がようやく反撃。先頭の丸佳浩外野手が連続試合ヒットを「8」に、連続出塁を「24試合」に伸ばす中前打で出塁。1死から吉川、岡本和が連続で四球を選び1死満塁とすると、鈴木に代わって3番手で吉田輝星投手が登板。ここで坂本が左犠飛を打ち、1点を返した。巨人の得点は6日のロッテ戦(東京D)の6回以来、26イニングぶり。

 菅野に代わって7回からは船迫大雅投手が登板。先頭の若月健矢捕手に左前打、送りバントで1死二塁、さらに中川圭太内野手の中前打で1死一、三塁とされると、来田涼斗外野手の二ゴロで三塁走者が生還し、4点目を奪われた。

 再び3点を追う巨人は8回、オリックスの5番手・本田仁海投手に対して2死から吉川が中前打したが、岡本和は中飛に倒れた。