三重の消防士が飲酒運転で懲戒処分 同僚と飲酒後いったん徒歩で帰宅も別の知人の誘いで車で外出
三重県鳥羽市の20代男性消防士が自家用車で飲酒運転し、停車中に眠る出来事があり、警察官に摘発された。
男性は、焼酎を飲んだ後に友人の誘いで車で出かけ、アルコール検査で基準を超えるアルコールが検出された。
その結果、男性は停職6か月の懲戒処分を受け、運転免許取り消し処分と罰金30万円の略式命令を受けた。
三重県鳥羽市は、自家用車で飲酒運転をした消防士を、停職6カ月の懲戒職処分にしました。
28日付で停職6か月の懲戒処分となったのは、鳥羽市の20代の男性消防士です。
鳥羽市消防本部によりますと、男性消防士は2023年10月の夜、自家用車を運転中、赤信号で停車中に眠ってしまい、青信号になっても発進しなかったことから、パトロール中の警察官に職務質問を受けました。
警察官が呼気を検査したところ、基準を超えるアルコールが検出されたということです。
市の消防本部によりますと、男性消防士は、当日夜に同僚らと飲食店で焼酎を飲んだ後、徒歩で帰宅しましたが、その後、別の友人の誘いで、車で出かけてしまったということです。
男性は5月23日に「酒気帯び運転」による運転免許取り消し処分を受け、28日に罰金30万円の略式命令を受けました。