酎ハイなど15本以上飲んで海水浴の男性が溺れる 仲間が救助も一時は意識不明 救急隊に名前も答えられないほどの泥酔状態  

AI要約

新潟県糸魚川市の海水浴場で泥酔状態の男性が溺れ、仲間に救助された事件が発生しました。

男性は車内で大量の酎ハイを摂取した後に泳ぎ始め、意識を失いましたが無事に救助されました。

上越海上保安署は飲酒と泳ぎの危険性を強調し、注意を呼びかけています。

酎ハイなど15本以上飲んで海水浴の男性が溺れる 仲間が救助も一時は意識不明 救急隊に名前も答えられないほどの泥酔状態  

新潟県糸魚川市の海水浴場で4日、長野県の男性が溺れ仲間に救助されました。男性は移動する車内で酎ハイなどを15本以上を飲んで泥酔状態だったということです。

男性が溺れたのは糸魚川市の市振海岸です。

海上保安庁上越海上保安署によりますと、4日午前7時過ぎに長野県岡谷市の30代の会社員の男性が溺れているのを一緒に泳いでいた知人が発見し、浜にいた仲間に助けを求めました。

皆で協力して男性を浜に引き上げましたが、意識を失った状態だったため消防に通報。救急隊が駆け付けましたが男性は到着前に意識を取り戻し、けがなども無かったため病院には搬送しませんでした。

男性は会社の同僚や知人家族など20人以上で訪れていましたが、移動中の3日深夜に車内で500ミリリットル入りの缶酎ハイなど15本以上を飲んでいたということです。

4日午前0時頃に海水浴場に到着し午前7時頃から泳ぎ始めましたが、救急隊の問いかけに自分の名前も答えられない泥酔状態だったということです。

当時、天気は晴れで波やうねりもありませんでした。

上越海上保安署では「飲酒しての遊泳はやめる」「体調が悪い時には泳がない」という基本的なことを守って欲しいと呼びかけています。

上越地方は夏は「信州の海」と呼ばれるほど長野県内から多くの海水浴客が訪れます。