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鳥取・若桜街道商店街のカフェ「ハレノエ」が1周年 モーニング営業も
若桜街道商店街にあるカフェ「HARENOE」が1周年を迎えた。店主は12年の経験を生かし、体に優しい料理を提供している。
店内は友人の建築家によるデザインで個性的な雰囲気。DIYで装飾された店内で、食事を楽しむ空間を提供。
岩崎さんは食事を純粋に楽しむ時間を提供したいと意気込んでいる。
![鳥取・若桜街道商店街のカフェ「ハレノエ」が1周年 モーニング営業も](/img/article/20240527/665423a7f031e.jpg)
鳥取市の若桜街道商店街にあるカフェ「HARENOE(ハレノエ)」(鳥取市本町)が5月27日で1周年を迎えた。(鳥取経済新聞)
店主は約12年間、パン・ケーキ製造やカフェの立ち上げ、運営などに携わっていた岩崎愛子さん。2022年に岡山県からUターンし、「地元で店を開きたい」という思いをかなえた。
「体に優しく、体が喜ぶものを」をコンセプトにする同店。モーニング営業、ランチ・カフェ営業のほか、ケーキのテイクアウト販売を行う。食事は、自家製のソースや鳥取県産の食材を使い、料理の配置などにも配慮するという。
モーニングセット(750円)のほか、ランチは、週替わりの定食(1,450円)、自家製ケチャップのオムライス(1,000円)、欧風ビーフカレー(1,100円)を用意。カフェタイムは、フレンチトースト(850円)や、米粉を使ったフルーツロール(600円)、ラムチョコ黒糖のチーズケーキ(550円)などを季節の材料に合わせて提供する。ドリンクは、オリジナルブレンドのコーヒー(500円)、カフェオレ、自家製ジンジャーエール、自家製アップルジンジャー(以上600円)などをそろえる。事前予約でホールケーキも販売。
店舗設計は、古着店を経営する友人の夫である建築家に依頼した。店の外にまで飛び出す約10メートルほどあるコンクリート製のテーブル、約3.6メートルある入り口の大きなドアなどで個性を打ち出す。もともとは金物店だった物件で、随所に古材なども使い、その名残を残す。床のコンクリートやレンガ張り、天井や壁などの塗装は岩崎さんがDIYで手かげたという。店内は、大きなテーブル2卓に14席を用意する。
岩崎さんは「見ても・食べても、食事を純粋に楽しんでいただきたい。食事が楽しいと思える時間を提供していきたい」と意気込む。