「絆会」の本部事務所『うろついたか』対立する六代目山口組系の暴力団幹部を逮捕 襲撃前のうろつきで暴力団組員の逮捕は初

AI要約

特定抗争指定暴力団『六代目山口組』傘下組織の幹部ら2人が大阪の特定抗争指定暴力団『絆會』の本部事務所周辺をうろついたとして逮捕された。

逮捕されたのは羽田力容疑者と佐藤淑晴容疑者の2人で、暴力団対策法違反の疑いが持たれている。

警察は2人が絆會関係者を襲撃するために行動していた可能性があると調査している。

特定抗争指定暴力団『六代目山口組』傘下組織の幹部ら2人が対立する特定抗争指定暴力団『絆會』の大阪市中央区にある本部事務所近くをうろついたとして逮捕されました。

暴力団対策法違反の疑いで逮捕されたのは、六代目山口組系傘下組織の暴力団幹部で長野県松本市に住む羽田力容疑者(45)と同じく長野県松本市に住む無職・佐藤淑晴容疑者(56)の2人です。

警察によりますと、羽田容疑者らは7月9日から10日にかけて、大阪市中央区にある「絆會」の本部事務所の周りを歩いたり、車を運転したりしてうろついた疑いがもたれています。

警戒にあたっていた警察官は2人が乗った車に気付き、西成区内で車を降りたところを任意同行し、逮捕に至ったということです。

暴力団対策法では、2012年から特定抗争指定暴力団に指定された暴力団組員が対立する組織の事務所周りをうろつく行為を禁止していて、襲撃前の組員が逮捕されるのは全国初ということです。

警察は羽田容疑者らの認否を明らかにしていません。

警察は2人が絆會関係者を襲撃するために大阪に来たとみて調べています。

対立関係にある特定抗争指定暴力団の事務所の周りをうろつく行為で、暴力団員が襲撃前に逮捕されるのは全国初ということです。