ビタミンたっぷりのスーパーフルーツ アセローラまつり盛況 採れたて果実などPR 沖縄・本部町

AI要約

農業生産法人アセローラフレッシュがアセローラまつりを開催し、新鮮な果物や加工商品を販売。琉神マブヤーショーや音楽ライブも行われ、多くの来場者が集まった。

本部町はアセローラの日を制定し、毎年5月12日にイベントを開催。地域の販売促進に努めており、県の拠点産地認定も受けている。

アセローラフレッシュの並里康次郎社長は、今年の収穫は豊作が期待できると述べている。アセローラの収穫期は10月ごろまで続く。

ビタミンたっぷりのスーパーフルーツ アセローラまつり盛況 採れたて果実などPR 沖縄・本部町

 【本部】農業生産法人アセローラフレッシュは12日、「アセローラまつり」を本部町の谷茶公園で開いた。

 採れたて果実やフローズンドリンク、ジャム、ゼリーなどの加工商品を販売。特設ステージでは琉神マブヤーショーや音楽ライブがあり、町内外からの来場者でにぎわった。

 同町は1999年、出荷が始まる5月12日を「アセローラの日」に制定した。その後、毎年同日にイベントを開き販売促進に取り組んでいる。2008年には、県の拠点産地認定を受けた。

 ドリンクを飲んでいた那覇市の長濱光江さん(66)は「あっさりした味で、ビタミン豊富。美肌と健康を考えて愛飲しています」と笑顔。同市の仲村悦子さん(71)は「家では濃縮タイプをホットで楽しんでいます。せっかく来たから、お土産も買って帰ります」と話した。

 アセローラフレッシュの並里康次郎社長は「ことしは、花の付き具合が良かった。台風など気象の影響がなければ豊作になると見込んでいる」と期待した。収穫期は10月ごろまで。

 同町の平良武康町長は「サクランボほどの大きさなのに、ビタミンCはレモンの約34倍。数粒で1日分のビタミンCがとれるスーパーフルーツ。北部へのドライブがてら、ぜひ多くの人に味わってほしい」とPRした。(北部報道部・下地広也)