地元の中学生も勝利 フラワー長井線の列車と2キロ区間で速さを競うイベント

AI要約

山形県の置賜地域をつなぐ鉄道、フラワー長井線とランナーが競走するユニークなイベントが開かれた。

ランナーたちが列車との競走に挑み、地元の中学生が優勝した。

来年度もこのイベントが開催される予定。

地元の中学生も勝利 フラワー長井線の列車と2キロ区間で速さを競うイベント

山形県の置賜地域をつなぐ鉄道、フラワー長井線にもっと親しみを持ってもらおうと、フラワー長井線とランナーが競走するユニークなイベントが開かれました。

18日、長井市の長井駅に市内外からランナーたちが集まりました。

(きょうはどこから?)「白鷹です」「飯豊町です」「酒田市から」「鶴岡市から」

「フラワー長井線とかけっこしてみたかった」

ランナーたちの競走相手となるのが「フラワー長井線」です。ことし2回目の開催となるこのイベントには、市内外から合わせて10人が参加しました。

「きょうは列車に勝って頑張って走りたい」「電車から逃げ切ってみせます」

長井市の羽前成田駅と白兎駅のおよそ2キロ区間で速さを競います。ハンデとして、列車は通常より遅い平均時速20キロで走行します。

午前10時、いよいよスタート。

序盤は、スタートダッシュの早いランナーたちが列車を大幅に引き離します。沿道からも声援が送られます。

「頑張れー!」

しかし、加速した列車がぐんぐん追い上げます。

車内「頑張れー」

そして、スタートから9分。

車両を大きく引き離し、地元の中学生が見事1位でゴール。その後も続々とゴールし、参加者10人のうち7人が列車に勝利しました。

1位でゴールした人「めっちゃ暑いです。列車がどれくらいで来るのか分からなくて怖かった。普通の長距離走とは違う楽しさがあって良かった」

勝利した参加者「勝ちました!頑張りました!」

惜しくも負けてしまった人は。

「もう無理。来年リベンジ」「運動不足だなと実際走ってみてとてもすっきりした」

長井市では来年度もこのイベントを開催する方針です。

「次回も頑張るぞおー!」