できるかな?田んぼに十二単 菊川で恒例「アートな」田植え

AI要約

田んぼアート菊川実行委員会は19日、「田植祭」を菊川市下内田の水田で開催。今年は大河ドラマにちなみ、紫式部を図柄に選んだ。十二単を表現するため、約200人が参加し8種の苗を植えた。

参加者は970本の棒を目印に白や紫色などの古代米の苗を植え、地域活性化を図る。昨年の来場者数増加に続き、今年も大河ドラマの主人公を選定。鑑賞用のやぐらは6月15日~8月12日の土日祝日に開放予定。

袋井北小3年の堀葵葉さん(8)は作業に苦労しながらも、苗の成長を楽しみにしている。田んぼアートを通じ、地域の人々が一体となって楽しむ様子が見られた。

できるかな?田んぼに十二単 菊川で恒例「アートな」田植え

 田んぼアート菊川実行委員会は19日、「田植祭」を菊川市下内田の水田で開いた。17年目となる今年は大河ドラマにちなみ、紫式部を図柄に選んだ。十二単(ひとえ)を表現するため、目印に沿って約200人が8種の苗を植えた。

 実行委やJA遠州夢咲の職員が測量して立てた棒970本を目印に、参加者が白や紫色などに成長する古代米の苗を植えた。袋井北小3年の堀葵葉さん(8)は「植える作業に苦労した。苗が成長したら写真を撮りたい」と話した。

 地域活性化を目的に行っている恒例イベント。昨年、徳川家康を図柄に採用したところ、来場者数が過去最高だったことから今回も大河ドラマの主人公を選んだ。実行委の池田正代表(80)は「うまく絵柄が出そう。参加者の楽しそうな姿が見えて良かった」と話した。

 鑑賞用のやぐらを6月15日~8月12日の土日祝日に開放する予定。