音を頼りにラリーを制す サウンドテーブルテニスで熱戦
豊見城市で開催されたサウンドテーブルテニスの大会では、音を頼りに球の動きを感知して熱戦が繰り広げられました。
県内最大規模の身体障害者スポーツ大会である「県身体障害者スポーツ大会」の一環として、卓球競技が展開されました。
サウンドテーブルテニスに参加する選手たちは、音を頼りに戦い、緊張感溢れる試合を楽しんでいます。
音を頼りに球の動きを察知して打ち返すパラスポーツ、サウンドテーブルテニスの大会が21日、豊見城市で開かれ、熱戦が繰り広げられました。
県内最大規模の障がい者スポーツの祭典「県身体障害者スポーツ大会」が開かれていて、豊見城市の市民体育館では21日、卓球競技が行われました。
視覚障がい者が参加するサウンドテーブルテニスは、4つの金属球が入り、転がすとガラガラと音が出る球をネットの下を通して打ち合うもので、選手たちは耳を研ぎ澄ませ、球の勢いに緩急をつけるなどのテクニックを駆使して、熱戦を繰り広げました。
▽参加選手 我謝勇さん
「音をどのように聴くことができるかが楽しいですね」
▽参加選手 瑞慶覧元気さん
「(大会で)勝つ嬉しさ、歓声はやっぱり選手泣かせというか。とってもいい」
最年少参加者となった瑞慶覧元気さんは「いつかパラリンピックの競技に加えてもらいもっと普及させたい」と抱負を語っていました。