“警察官の卵”たちが「英語」と「手話」を学ぶ 「外国人観光客」や「聴覚障がい者」への対応力を高めるために 青森県警察学校

AI要約

青森県警察学校で外国人観光客や聴覚障がい者への対応力を高める英語と手話の講座が開かれ、警察官候補が熱心に技能を学んでいる。

増加する外国人観光客や聴覚障がい者への対応力強化のため、特別講座が開催され、初任科生が参加している。

県警察学校では初任科生が手話を学び、英語と手話の重要性を強調してさまざまな現場で対応できる警察官を育てている。

“警察官の卵”たちが「英語」と「手話」を学ぶ 「外国人観光客」や「聴覚障がい者」への対応力を高めるために 青森県警察学校

「外国人観光客」や「聴覚障がい者」への対応力を高めようと、青森県警察学校で英語と手話の講座が開かれ、警察官の卵たちが真剣な表情で技能を学びました。

特別講座は増加する「外国人観光客」や「聴覚障がい者」への対応力を強化しようと企画され、19日は2024年4月に入校した66人の初任科生が参加しました。

講師を務めたのは、県内の警察署に勤務しながら専門的な技能を学んだ英語と手話の通訳官です。

県内で初めて手話通訳官に任命された黒滝和代警部は、観光客の案内などで使う頻度の多い手話を紹介。初任科生は、実際に手話に挑戦して意味を体で覚えます。

特別講座の様子

「ひげを剃ったあとにここが青くなるから青森の”青”なんだそうです。木がいっぱい立っている森」

県警察学校の初任科生は

「ろう者の方と接する機会が今まであまりなかったので、とても新鮮な気持ちになりました」

県警察学校の初任科生は

「手話を勉強しつつ、青森県の治安を守れるようにがんばっていきます」

県警察本部は初任教育の時期から英語や手話の重要性を伝えることで、さまざまな現場で対応できる警察官を増やしていきたいとしています。