マインツ監督、佐野海舟との“コミュニケーション問題“に言及「彼は毎日一生懸命だよ。週4で英語の授業を受け、ドイツ語も…」

AI要約

マインツのボー・ヘンリクセン監督は今後もMF佐野海舟の先発起用を続けるか注目されている。

佐野は新天地で早くもレギュラーの座を確立していたが、ブレーメン戦での失点に関連したコミュニケーション問題が指摘されている。

ヘンリクセン監督は佐野の努力を評価しつつ、準備や言語面での課題を克服する必要があると語っている。

マインツ監督、佐野海舟との“コミュニケーション問題“に言及「彼は毎日一生懸命だよ。週4で英語の授業を受け、ドイツ語も…」

マインツのボー・ヘンリクセン監督は今後もMF佐野海舟の先発起用を続けるのだろうか。

今夏に加入した佐野は新天地で公式戦すべてに先発し、早くもレギュラーの座を掴んでいるかのように見えていた。しかし、マインツは15日にホームで行われた第3節ブレーメン戦は60分から数的優位となるも69分には決勝点となるカウンターからの失点を許し、今年3月以来リーグ戦11試合ぶりに黒星を喫してしまうことに。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』など現地メディアはMFナディエム・アミリと佐野の間の “コミュニケーション問題”による連携不足を敗戦の一因とした。

そして、ヘンリクセン監督は20日の第4節、アウクスブルクとのアウェーマッチに向けた記者会見でそんな佐野についてコメント。「彼は良い試合を見せたと思うよ」とブレーメン戦を振り返ると、次のように語った。

「我々が何を求めているかは理解できていると思う。通訳もいるし、彼は我々の戦略も知っている。もちろん日本からやって来た場合、(デンマーク人の)私の言葉を聞き取るのは難しいだろう。だが、彼は毎日一生懸命だよ。週4で英語の授業を受け、ドイツ語ももっと話せるように頑張っている」

「我々は色んなことをトライしている。特にシーズンの序盤、海舟のような選手のためにそうするのは普通のことだ。とにかく、着々と改善することを願う。(試合に向けた)彼の準備を手伝い、サッカー用語も教えている。だが、もちろん簡単なことではないよ」

なおマインツは佐野をベンフィカへと移籍したMFレアンドロ・バリエロの後釜として獲得。佐野以外ではヘンリクセン監督の下ではセンターバックでの起用が続くドミニク・コーアのボランチ起用が考えられる。