香川県立図書館 蔵書数などを“自己評価” サービス改善を目指す

AI要約

香川県立図書館が毎年実施している図書館評価の結果が発表された。各評価項目の達成率や外部評価についてまとめられている。

達成率に応じてA評価、B評価、C評価が与えられ、各項目での評価結果が明らかになった。過去の年度との比較も行われている。

図書館法に基づき、運営状況の評価を行い改善に努める姿勢が示されている。

香川県立図書館 蔵書数などを“自己評価” サービス改善を目指す

 香川県立図書館(高松市林町)は、2017年度から毎年「図書館評価」を実施し、結果を踏まえたサービスの向上に努めています。18日、2023年度の評価を発表しました。

 評価項目は12項目で、数値目標を100%達成したらA評価、80%以上達成でB評価、80%未満ならC評価です。

「蔵書数」は目標の113万冊に対して112万9868冊とわずかに届かず、B評価でした。

「入館者数」は目標の38万人に対して40万964人で、A評価でした。

「個人貸出数」は目標の81万冊に対して74万1992冊で、B評価でした。

「イベント、講座、研修会等の開催回数」は目標の20回に対して20回で、A評価でした。

「来館者満足度」は目標の90%以上に対して91%で、A評価でした。

 12項目の合計は、A評価が6項目、B評価が6項目でした。前年度はAが5項目、Bが7項目でした。

 7月に行われた図書館協議会では、「改善のアイデアを出し合い、自律性が高い組織に発展しつつある」という外部評価を受けました。

 図書館法では「運営状況の評価を行い、運営の改善の措置を講ずるよう努める」と定められています。