「糸瓜忌」に俳人・正岡子規を偲ぶ【愛媛】

AI要約

正岡子規の命日「糸瓜忌」が追悼式で記念されました。

子規の若さでの早逝や詠んだ糸瓜の句に由来する「糸瓜忌」の意味が説明されました。

出席者が鶏頭を献花し、一人芝居で子規の遺徳を偲びました。

9月19日は正岡子規の命日「糸瓜忌」(へちまき)です。松山市の子規記念博物館で今年も追悼式が行われました。

約120年前に34歳という若さで亡くなった正岡子規の命日は、亡くなる直前に詠んだ糸瓜の三つの句にちなんで「糸瓜忌」と呼ばれています。

今年は子規のいとこの息子にあたる平松恒俊さんをはじめ、関係者ら約150人が出席し、生前、子規が好んでいた鶏頭を献花しました。その後、彼の晩年を題材にした一人芝居が披露され、参列者は子規の遺徳を偲んでいました。

【参列者】

「年を重ねていればどんな風な作品が生まれていたのかと思うと残念な気持ちもあります」「残っている作品がずっと愛されていることがすごく尊いと思いました」